【できるだけ早めに知っておきたい】診療報酬請求事務能力認定試験当日のオススメ準備物

診療報酬請求事務能力認定試験合格に向けて、忙しい中時間を作り、勉強を重ねて、いざ試験！というその当日について、準備しておくべき事をまとめてみました。

試験会場に必ず持っていく物は、これらです。

まず、試験を受けるための必携物は以下の様になっています。

これらは忘れると席に着くことさえできませんので、ご注意ください。

持ち込みをお勧めする物は以下の様な物が挙げられます。

以下は、持ち込んだ方が確実に良いといえる物です。

最初の3つはほとんど必携と言っていいものです。受験者ほぼ全員が持ち込んでる物です。

まず、持ち込み可といっても、禁止されているものがあります。通信機能がある物はNGです。スマートフォン、タブレット端末、スマートウォッチ等は、機内モードにしていたとしても使用することはできません。
よって、時計と電卓も、スマートフォン、スマートウォッチなどに付属した物は駄目で、単機能の腕時計や置き時計と、計算機を用意してください。

また、持ち込める資料は、全て「紙」とご認識ください。一応、外部通信が無い電子辞典は持ち込めますが、試験前にチェックされることがあります。

4点目に挙げた服装ですが、試験会場は熱い寒いが結構異なりますので、温度によって調整できる上着やケープなどを持っていくことをお勧めします。何せ3時間缶詰ですから、服装甘く見ていると、途中で体調を崩すなんてことも十分あります。

そして、5点目に挙げた過去問ですが、毎年出題される頻出問題が結構あります。過去問を見返せば、考えること無く正解できるという物がありますので、持っていきましょう。

持ち込み物に頼りきりでは合格はできません。

実は、試験時間中、実際に持ち込んだ物を読んでいる時間はほとんどありません。
『試験時間が3時間もあるのに？』思われるかもしれませんが、試験勉強中に、何度か3時間を計って模擬をしてみれば実感を以て分かるかと思います。

単純計算で、学科80問（大問20問）を、小問1問1分でも80分、残り100分でレセプト2枚（または歯科の場合レセプト3枚）ですから、辞書を引くように資料と問題をにらめっこしている時間はありません。

ですので、上記に挙げたお勧め持ち込み物は、どこに何が載っているのか、内容をしっかり理解しておくといった準備は必要です。よって、慣れ親しんだ教材を持ち込むというのが理に適っています。
間違っても、「試験対策直前教材」を読み込みもせず持ち込むのは止めましょう。どこに答えが載っているかを探す時間を浪費するだけになってしまう可能性が高いです。

例としての試験時間配分

試験は大きく分けて、医科「学科」「外来レセプト作成」「入院レセプト作成」、歯科「学科」「外来レセプト作成×3」となります。解く順序は、受験者の自由です。
医科の場合は、入院レセプトが最も時間を要し、少なくとも60分程度は掛かると思われます。外来レセプトはその半分の30分ほどです。歯科のレセプトは、いずれも30分程度の時間（3問で計90分）を要します。
学科については、医科、歯科ともに、60～80分程度は時間が掛かります。
解く順序は人それぞれですが、少なくとも、レセプトはまとめて、間に学科を挟むやり方はお勧めしません。
一つの例として以下の様な時間配分案を挙げておきます。

理想を言えば、レセプト作成は手書きになるので、学科と比べて、書き込む量が多く、また、計算や確認にも時間が必要です。そのため、試験前の練習で、学科は60分で解けるところまで訓練しておくことで、レセプト作成に余裕ができ、より合格率を高めることができるでしょう。

以上、持ち込み可でも、その持ち込み物の内容が、しっかりと頭に入っていることが結局のところスピードという点において重要となるでしょう。

もちろん、体調万全で臨むことが何よりも重要です。気負いすぎずに頑張ってください！