診療報酬請求事務能力認定試験の試験日程・受験形式・試験内容等

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診療報酬請求事務能力認定試験の申込から合否までの試験概要について、まとめました。

尚、資格の概要については、以下のページをご参照ください。

試験日程、申込期間と受験資格

試験は「医科」と「歯科」に分かれていますが、同日程で行われます。

7月と12月の年2回実施。
目安となる試験日は、中旬頃(10日から20日の間)の日曜または祝日。

上記の試験日程に対する申込期間ですが、『7月試験の申込期間は、4月から5月12月試験の申込期間は、9月から10月。』に設定されます。その期間は約6週間です。
例として、7/10が試験日の場合、4/5から5/18頃が申込期間として設定されます。

詳細については、公益財団法人日本医療保険事務協会のホームページをご参照ください。(https://www.iryojimu.or.jp/exam/)

尚、受験資格はありません。どなたでも受験できます。
試験会場は、全国主要都市17ヶ所に設けられ、試験日程発表の際、試験会場(予定)名も同協会ホームページに掲載されます。

申込については、まずは、同協会のホームページからの申込になります。原則インターネット申込のみの受付です。
申し込み後、受験料を支払う(クレジットカード決済またはコンビニ決済)と正式に申し込みが完了します。

受験形式

受験票に記載されている試験会場での受験となります。

持ち物ですが、一つ目は筆記用具です。学科は選択式、実技は記述式となっており、回答は機械読み取りになるので、鉛筆またはシャープペンシルが必要です。ボールペン、消せるボールペン、マーカー、マジックなどは正しく採点されません。
二つ目は、受験票ですが、お手元に届いた受験票に、顔写真を貼り付けて当日持参する必要がありますので、忘れないよう準備してください。
三つめは、本人確認書類です。写真付きであることが必須条件で、マイナンバーカード、運転免許証のほか、学生証や社員証でも可能です。
四つ目、この試験は持ち込み自由です。ただし、携帯電話などの通信機器は使用不可です。当然、AppleWatchなどのスマートウォッチもダメですので、スマホにメモしたものを参照することや、スマートウォッチやスマホの電卓機能を使うといった行為はできません。電卓を別途持ち込み、必要なメモ書きなどはあらかじめ印刷して紙で持ってきましょう。

おまけとして、3時間の長丁場となる試験ですが、例外を除いて飲食禁止となっています。
その例外は、試験時間内に飲まなければならない持病の薬と、マスクの長時間着用などに起因する水分補給です。やむを得ない場合は、まずは、挙手して試験監督官を呼び、申告して許可を得てから指示に従って経口することになります。
試験前に、しっかり水分と栄養を補給し、トイレを済ませてから臨みましょう。

試験内容と合格ライン

出題内容は以下の通りです。

  • 学科
    択一式。総80問(1つの大問内で4つの正誤を選び、その組み合わせを選択する形式。この大問が20問あるため、20問に対して、各選択4問が付随することで合計80問という計算になります。)
  • 実技
    医科:外来レセプトと入院レセプトの計2問(レセプト2つを作成します。)
    歯科:外来レセプトを3問。(レセプトを3つ作成します。)

合格ラインは医科と歯科で異なっています。

  • 医科(いずれも100点満点)
    学科 70点以上
    実技 85点以上
  • 歯科(いずれも100点満点)
    学科 60点以上
    実技 80点以上

学科、実技双方ともに合格ラインを超えないと、試験合格とはなりません。

合否連絡

合否は、試験月の翌々月末(7月試験の場合は9月末。12月試験の場合は2月末)までに、全受験者に文書で通知するほか、合格者は、同協会のホームページと広報誌「協会だより」に掲載されます。
尚、合格者には、あわせて認定証も交付されます。

 

以上、皆様が診療報酬請求事務能力認定試験の合格を勝ち取ることを心より応援しております!

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