国家検定である「ウェブデザイン技能検定」試験の方式、会場、日程や、申込期間と申込方法などをまとめましたので、ご参考までに。
尚、変更が比較的多い検定ですので、公式サイト(https://www.webdesign.gr.jp/)もご参照ください。
試験の方式、試験会場について
各級ともに、試験はCBT方式(試験会場にて試験端末を操作して行う形式)です。
四肢択一または二肢択一のマークシート方式の学科試験と、実際にWebページを修正または制作する実技試験の構成になっています。
試験内容の概要や、使用するPCや注意点については、以下の別記事をご参照ください。
会場は、東京、愛知、大阪、福岡には常設されているようで、その他の都道府県にいくつかの会場が設置されます。尚、検定会場は公募認定の形を採っているため、一定ではないようです。
受検したい会場の指定ですが、会場が設定されている市町村を選択できますが、会場そのものを指定することはできません。受験会場の具体名は、受検票でしかわかりません。
また、受検票に記載されている会場以外への変更は、いかなる理由があってもできません。キャンセルは可能ですが、返金はされません。
試験の申込期間と試験日、申込方法
試験は、年4回実施されています。概ね2月、5月、8月、11月に行われています。
申込受付期間ですが、約2週間と短いので、気をつけてください。
受付期間は、概ね試験日の55日前~40日前に設定されます。
申込は、インターネットと郵送で受け付けています。
インターネットからの申込の場合は、ウェブデザイン技能検定公式サイトから、メールアドレスを登録し、登録したアドレスに届いた本登録画面にアクセスし、必要情報を入力してマイページを作成するところからはじめます。
マイページにログインできたら、そこから申込を行います。
尚、決済は、Pay-easyによる、コンビニ/銀行ATMからの支払いと、銀行振込が選択できます。マイページからクレジットカードなどによる決済はできません。
郵送の場合は「簡易書留」しか受け付けていません。そして、申込受付期間外は一切受け付けません。(フライングも駄目です。)
先に受検手数料を支払った上で、申請書を記入(振込・利用明細書添付が必要なので)し、送付します。
尚、郵送でも、申込内容に確認が必要だった場合、確認はメールで来ますので、結局インターネットからの申込でいいのではないかと思います。
受検手数料
全て非課税で以下の通りになっています。ウェブデザイン技能検定は、学科だけ、実技だけがあるため、ややこしいです。
【1級】 | 学科:8,000円 実技:25,000円 |
【2級】 | 学科:7,000円 実技:16,000円または7,000円(25歳未満の在職者)※ |
【3級】 | 学科:6,000円 実技:8,000円または3,000円(25歳未満の在職者) ※ |
※試験実施年度の4月1日において25歳未満かつ、受検申請日において在職者の方は、2級又は3級の実技試験の受検手数料が減免となります。(雇用保険被保険者が対象です。個人事業主、社長、役員、監査役、学生は対象外)
合否結果発表
公式サイトにて、各試験の合格者の受検番号をPDFファイルにて発表する他、合格者および一部合格者(学科試験のみ合格あるいは実技試験のみ合格の方)に郵送で通知があります。
合格発表日は、概ね試験日の1ヶ月後です。
以上ですが、内容は記事執筆時点での情報となりますので、最新の正しい情報については、ウェブデザイン技能検定公式ホームページの試験概要(https://www.webdesign.gr.jp/summery/)などをご参照ください。
また、ウェブデザイン技能検定の概要、できることや副業については、以下もご参照ください。
皆さんの努力が、無事合格に結びつくのを心から願っております。頑張ってください!