宅地建物取引士(宅建士)にお勧めの副業あれこれ

宅地建物 不動産

宅地建物取引士(宅建士)は、不動産取引法務の専門家で、国家資格です。その資格を存分に活かした、以下の様な副業がお勧めです。

宅地建物取引士資格については以下の記事もご参照ください。

宅建士にお勧めの副業

独占業務の代行

宅建士には「重要事項説明(法35条)」「重要事項への記名・押印」「契約内容記載書(法37条)への記名・押印」という独占業務があります。
しかも、不動産業者には5人に1人は専任の宅建士を配置する義務があり、中規模の不動産業者では、常に宅建士がギリギリという状況はよくあります。
配置義務人数ギリギリの不動産業者では、独占業務が集中する、土日、1~3月などの繁忙期は、実務上宅建士が不足することになります。
そこへ、アルバイトやパートとして入るというのが、わかりやすい副業です。
給与は、通常時給制で、都内では時給1,200円~が相場のようです。

資格スクール講師

宅建士は、毎年約20万人が受験する、人気資格であり、難度も高い資格です。そのため、宅建試験対策のスクールや講座に対する需要は常にあります。
特に、合格後5年以内の宅建士は、講師としてのニーズが高く、時給も3,500円以上とかなり高く、割のいい副業です。
もし個別指導型であれば、近年はリモート指導が多くなっており、ご自身の自宅から指導できるなど、働きやすさも向上しています。

ライター

特にWebメディアに対する住宅関連の記事執筆という仕事もあります。住宅は多くの方にとって一生に一度の大きな買い物ですから、同じような記事でも常に情報としての価値があります。
1記事の価格はまちまちで、数千円から1万円程度が多いです。文章を書くことが得意でしたら、自分のペースで、自宅で仕事ができますので、お勧めです。

アフィリエイター

記事執筆を仕事にしても良いとお考えでしたら、宅建士の専門的な視点から、住宅選びのノウハウなどを綴り、不動産関連のブログを立ち上げて、物件紹介で収入を得るアフィリエイターも十分稼げる可能性があります。
他の副業手段と異なり、自分で立ち上げる事業ですので、自分のペース、自分がやりたいようにやれるというメリットがあります。

宅建士資格を使って副業をする上で重要なポイント

宅建士として登録が必要になります

宅建士に限らない事ですが、登録制の資格は、資格を活かして副業をするためには、基本的に宅建士としての登録を済ませていることが必要になります。
一部、未登録でも合格実績だけでできる仕事もありますが、線引きは曖昧ですので、自分の身を守るためにも、宅建士と名乗っても詐称とならないよう、登録は必ずしましょう。

 

いかがでしょうか?働く時間や場所が自由に選べる副業が多く、また、体力も問われませんので、リタイア後でも十分に収入を得ることができる、優秀な資格です。

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